旅行会社から旅行会社へ給料を上げるために転職された方の体験談

2019年4月19日

これは、家族を養うための生活費を貰うために給料を上げる必要があったため旅行会社から旅行会社へ転職された方の体験談です。

 

私は以前、新卒として都内の海外旅行をメインとした中小の旅行会社の営業として勤務していました。

 

しかも飛行機ではなく船での海外旅行を行なっている旅行会社で、年に何回かはクルーズの添乗員としてお客さんに同行しながらクルーズに行けるというメリットにとても惹かれて就職しました。

 

元々大学時代も国際政治学を学んでいたこともあり、世界平和や海外情勢には関心が強かったので平和をかかげるその社訓にとても同意ができましたのでこの会社を希望しました。

 

世界情勢に大きく左右される海外旅行を扱っているからこそ、

世界の動きに敏感になるし、

仕事をしながら海外のことを学べると聞き、

魅力を感じこの旅行会社にどうしても入りたいと思いました。

 

大手ではありませんでしたが、やりがいはあるところだと思いました。

 

   クルーズ旅行へ申込をしたいお客さんからの申込受付と申込後の具体的な手続きが具体的な仕事でした。

 

ビザやチケット、現地港でのツアー取得のサポートやお客さんの不安に対する相談に乗ることなど申込から出発までのあらゆることのサポートをしていました。

 

   この会社では確かに海外へのクルーズ旅行を扱っているだけあり、海外事情にはかなり敏感になったし海外の歴史や現状などを学ぶこともできました。

 

南北朝鮮の問題やイスラエルとパレスチナの問題など複雑すぎてなかなかわからないことも学ぶ機会がありました。

 

また、在日コリアンや部落出身者など普段出会えないような人たちと出会うこともできたし、やりがいはかなりありました。仕事をしていても楽しかったし充実していました。

しかし、その考えが結婚によって全く変わってきました。


   大学時代から付き合っていた6歳年上の女性と社会人になった1年後に結婚したのですが、彼女の年齢から考えても子供は早めに欲しかったし子供ができたら今の給料ではやっていけないと思いました。

 

社会保険こそあるものの、少し良いバイトをした方が稼げるぐらいの給料に残業代もボーナスもない状態では貯金もできないし

子供なんて到底育てられないと思いました。

 

もちろん入社後ずっと昇給もありませんでした。

 

上司に全てを話し給料を上げてもらうように交渉したのですが、「こちらで検討して返事をする」と言われただけで返答がなかったり、再度伺っても曖昧に濁された答えが返ってきました。

 

合計3回ほど相談したのですが、1回も明確な答えをもらうことができませんでした。

 

そして、会社への信頼度も自分の中で次第に落ちていきました。それがきっかけとなり、私の仕事へのモチベーションもどんどん落ちていきました。

 

仕事自体は好きだったし、やりがいを感じていただけあり、

「給料とやりがいのどっちをとるか」

「こんなにやりがいのある仕事はほかにはみつからないのではないか」

と悩みました。

 

しかし、自分の家族のことを考え、最終的には

「今の給料では生きていけない」

という理由で退職をするという選択肢にいきつきました。

 

   且つ、同僚同士、上司と部下など社内の雰囲気や人間関係も良い方でした。

 

今のこの「日本社会で社内の雰囲気が良くて、且つやりたいことをやれている人というのはどれぐらいいるのだろう」

「やりたいことをやれているのは幸せなことなのではないか」

などやりがいがあったからこそ給料という理由だけで退職して良いのかずっと悩みました。

 

もちろん、会社側からも何度も声をかけられました。しかし私の中で

「給料があがらないということは生きていけないということ」

と判断し、生きていけないならここにいる意味はないと考え、家族と家族の未来を守るために決めました。

 

   そして、当時25歳だった私は退職を心で決めつつ、転職活動をはじめました。

 

幸いなことに私の場合は「第2新卒」の対象になるタイミングだったので、そのチャンスを活かし転職活動しました。

 

企業説明会にも積極的に参加しました。

少しでも社会人経験がある」

というだけで第2新卒はある程度優遇されたように感じます。

 

もちろん、多くの企業で第2新卒を募集している訳ではありませんでしたが、

「やりがい」

「以前よりいい給料」

という2点の絶対譲れない条件に絞って探して見つかった1社に目標を絞りました。

 

   第2新卒として応募したところ、「筆記試験」は免除されました。

その後の集団面接、個人面接を突破できたわけですが、私自身も

「給与面以外では前向きに働けていた」

いうこともあり、身についたことも多かったことから、どんな質問に対しても自信をもって答えることができました。

 

前職で身についたことが多かったので、

「その会社で自分が何をできて、1年後、3年後、5年後に自分や会社がどうなっているか」

という具体的な質問にも明確に話すこともできました。

 

この「受け答え」は1番努力したし、「印象」はとにかく意識しました。

 

そして、緊張もせずにはっきり堂々と受け答えができたために、そのまま最終面接の会場で「採用」の2文字を伝えられました。

 

たった1社しか受けていないのですが、採用まで辿りつけました。

まさかそんなことあるとは思ってなかったのでとても嬉しかったです。

前職の旅行会社を退職後、それほど期間をあけずに再就職することができました。

 

同じ旅行業界ですが、以前とは福利厚生も給与も違う状況となってます。

社風に関しては前の会社の方が良かったな、と思うこともありますが、こだわっていた給与面が上がったので結果的には転職をして良かったと思ってます。

 

   個人的には

「なぜ前職を退職したのか」

ということと

「その会社で何ができるか」

ということが明確に説明でき、且つ堂々としていることが転職を成功させる最大の秘訣だと思います。

且つ、自分自身の武器を最大にアピールし、「第2新卒」というメリットを最大限活かすことがポイントだと思います。