美容師からクリニックの助手に転職した方の体験談

2019年4月19日

これは、美容師の不規則な生活と先輩からのいじめによって転職を決意し、クリニックの助手に転職された方の体験談です。

 

転職。


それはすごく勇気のいることで、すごく大きな決断だと思います。


人それぞれ、置かれた環境は違うし、持っている悩みも不満も様々だと思いますが、その状況から抜け出すには転職が一番ではないかと思います。


「人を変えることはできないけれど、自分は変えられる」


私が美容師の仕事で悩んでいたとき、読んだ著書に書いてあった言葉です。


仕事を辞めたいと思った一番の理由は人間関係でした。

 

自分だけに振り注ぐ冷たい言葉や態度に私の心は疲れきってしまい、恐怖感を持ち続けながら仕事をするのに限界を感じてしまいました。


私が務めた職場のある1人の女性スタッフは、新入社員をいじめる人でした。

 

恵まれたことに、私は人生で一度もいじめを体験したことがなかったので、社会人になってこんなことで悩むなんてものすごく嫌でしたし、自分が情けなかったです。

 

どのように人と接したら良いのか分からない、頼っていいのかわからない、信用していいのかわからない、そんな気持ちが巡りました。

 

その女性が真実でもない噂を流すことで、社員のスタッフの顔色を伺って生活する日々に嫌気が差したのも事実です。

 

まだアシスタントの自分は、同期のギラギラとした戦闘心を遠くで尊敬の眼差しで見ていましたか、私自身は焦らず自分のペースで着実に進みたかったのです。

 

きっと、そういった自分のマイペースな姿も良くなかったんだろうなと思います。反省しています。

 

基本は他人と言い争うことも苦手ですし、笑って流せるタイプの自分だと思っています。

 

基本的に次の日まで持ち込むことのないようにも気をつけました。正直悩むことに疲れた私は、この仕事は合わないのだと痛感しました。

 

自分にも非があったと思いますが、自分が違う環境に身をおいて、気持ちを切り替えて考え方や捉え方を変えた方が身のためだなぁと思い仕事を変えました。

 

最初は逃げたような自分の状況に悲しくなったこともありましたが、逃げる道を選ぶことは時には必要だと今は強く感じます。

 

心を強くするきっかけになったらいいなぁと思いますし、自分自身を守ることは何よりも重要なのだと思いました。

 

私は転職したことを全く後悔していません。

 

むしろ、新しい感情や思考を持てたり、体感できるようになって本当に良かったと思っています。

 

もう少し、踏みとどまって頑張ってみる道もあったのかもしれませんし、身についたこともあったかもしれません。

 

世の中の美容師さんは、いろんな辛い経験を経てスタイリストさんにまでなっていることも知っています。

 

これからも一利用者として、尊敬の眼差しでスタイリストさんと接して行けたらいいなぁと今は思っています。


その後はクリニックの助手のお仕事に努めました。

 

全く違う職種を選んだのも、人生は一度きりなのでいろんな世界を見たいなぁと思ったからです。

 

手先が器用でないといけないわけではないですし、朝早くから遅くまでという勤務形態もありません。

 

わたしはまだ2社しか見ていませんが、仕事の形態は身体に影響しますね。

 

ものすごく実感したのは、規則正しい生活ができると気持ちも考え方も前向きになりますし、ある程度の疲れも睡眠でなくすことができるということです。

 

美容師のときは時間に追われたり、練習に追われたりすることが毎日で、お休みもなくオンオフの切り替えもうまくできませんでした。

 

心にも体にも悪い影響を与えているということを知ることができたのは、改めて規則正しい生活を取り戻すことができたからだと感じました。

 

栄養の取れた食事、毎日決まった時間に食事を取ること、6~8時間の睡眠、マイナスなことをリセットする心の余裕、リラックスのできるひとりの時間、自然に見を置くこと。

 

自分にあった体の休み時間を、うまく取り入れられるようになったのは忙しずきて、時間にもお金にも追われていた生活から抜け出せたことが一番の理由ではないでしょうか。

 

クリニックのスタッフは患者様のことを第一に考えつつ、自分の健康も大切にされています。

 

驚いたのは、病院のスタッフさんのほうが、金銭的にも余裕があるので美容面で自分にお金をかけている方がたくさんいらっしゃるということです。

 

美容師さんも美意識が高い方は本当に沢山いらっしゃいますが、医療の現場の方々の女性も、きれいを保つために自分を磨いている方が本当に沢山いらっしゃって、今のほうが刺激を頂いてばかりなのです。

 

美容師を選んだのはそんな女性らしさや人を美しくしたいという気持ち、アレンジの仕方を学びたいという気持ちが強かったという理由です。

 

職種を変えてみても、仕事としては医療のお仕事とはなりましたが、学ぶ内容は環境だけでなく人の経験からも大きな収穫があることを知りました。

 

たくさんの方と関わり、出会い、そして経験や趣味を聞いていくことで本当に知りたかったことやしたかったことにたどり着けるのだと今は思います。

 

そんな気付きができたのも転職のおかげです。あのときたくさん悩んで葛藤してよかったです。全ては、一歩踏み出す勇気なのですね。