抹殺の指名者の効果解説
2019年5月21日に発売のVジャンプ7月号に抹殺の指名者が収録されることが決定しました。
今回は、抹殺の指名者の効果解説や間違った解釈、さらに相性の良いカードや相性の良いデッキについて紹介していきます。
抹殺の指名者
このカードは、よく勘違いされやすいのですが、自分のデッキのカードを除外してその同名カードの効果を無効にします。
間違って相手のデッキのカードを除外して効果を無効にしないようにしましょう!
相手のカードを除外して相手の効果を無効にしたらぶっ壊れも良いところですからね、、、(笑)
相性のいいカード
では、抹殺の指名者と相性の良いカードを紹介していきます。
竜嵐還帰
竜嵐還帰は、自分及び相手の除外からモンスターを特殊召喚することが出来ます。
なので、抹殺の指名者で自分のデッキからモンスターを除外して竜嵐還帰で特殊召喚っていう流れで疑似デッキからの特殊召喚にもっていくことが出来ます。
更に、竜嵐還帰はエンドフェイズに手札に戻すことが出来るので、発動タイミングをエンドフェイズにすれば、疑似的なサーチを行うことも出来ます。
抹殺の指名者自体で相手へのけん制力を持ちながら、自分の展開補助としても使うことが出来るので抹殺の指名者をデッキに入れる場合は一緒に竜嵐還帰も入れておきたいカードです。
このコンボのデメリットは、発動タイミングが遅くなってしまうことです。
竜嵐還帰が罠カードなので、1ターン待たなくてはなりませんので、それが最大のデメリットです。
ですが、このカード2枚はどちらも単体でも強力な効果を持っているのでデメリットはそこまで気にならないかもしれません。
・灰流うらら
・増殖するG
抹殺の指名者を投入する場合には、手札誘発系のカードを入れておきましょう。
上記の2枚のカードはどのデッキにでも入れることの出来る汎用カードなので、抹殺の指名者の効果が最大限に発揮できます。
灰流うららも増殖するGもデッキに入れていて損することはほとんどないので出来ればフル投入が望ましいですね!!
相性の良いデッキ
最後に抹殺の指名者の相性の良いデッキを紹介していきたいと思います。
まず、抹殺の指名者の効果をおさらいしてみましょう。
①自分のデッキからカードを1枚除外することが出来る。(この際、罠、魔法、モンスターの種類は問わない)
②除外したカードと同じ効果を持つカードの効果をターン終了時まで無効にする。
③自分も同じ効果を持つカードの効果を発動することが出来なくなる。
抹殺の指名者は何かのカードの効果にチェーンしなくても発動することが出来ます。
なので、疑似的なおろかな埋葬、おろかな副葬の除外版として使用することが出来ます。
ですがその際の注意点としては、除外したカードの効果も無効化されてしまうので、使えるタイミングやデッキは限られてきます。
除外を利用しつつ、尚且つ除外されたそのタイミングじゃなくても利点を発揮することが出来るデッキが抹殺の指名者と相性の良いデッキと言えるでしょう。
僕が相性がいいと思うデッキは、霊獣デッキとサンダードラゴンデッキです。
霊獣デッキ
まずは霊獣デッキの方から簡単に説明させていただきます。
詳しいデッキの回し方や組み方は下にリンクを張っておきましたので是非ご覧になってください!
霊獣デッキは、自分のフィールドや墓地、除外を利用して大型霊獣モンスターを出していき、罠カードで相手を制圧しながら戦っていくデッキです。
除外された霊獣モンスターは展開に役立ちますし、除外されたモンスターの効果ってよりは「霊獣」という名前が重要なので、抹殺の指名者のデメリット効果の一つでもある、除外したカードの効果を無効化する効果が気になりません。
更に、竜嵐還帰も投入すれば疑似的な特殊召喚、疑似的なサーチも行えるので相性抜群です。
霊獣デッキについてはこちらの記事
サンダードラゴンデッキ
続いてサンダードラゴンデッキについて紹介していきます。
サンダードラゴンは、手札からサンダードラゴンカードを捨てて効果を発動したり、フィールドから墓地に送ったり除外したりして効果を発動していき、大型サンダードラゴンを並べて盤面を制圧しながら戦っていくデッキです。
除外されたタイミングで効果を発動するモンスターが多いので、抹殺の指名者とは相性が悪いような気がしますね。
でも、サンダードラゴンデッキには雷鳥龍サンダードラゴンがいます。
このカードで自分の除外されているサンダードラゴンカードを特殊召喚することによってEXデッキから超雷龍ーサンダードラゴンを特殊召喚することが出来ます。
デッキのサンダードラゴンモンスターと手札の竜嵐還帰と抹殺の指名者があれば簡単に超雷龍ーサンダードラゴンを出すことが出来るので、相性がいいと言えますし、もしかしたら出張としても使いやすくなるかもしれませんね!
サンダードラゴンデッキについてはこちらの記事