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 今回は、各職業を転職して歩いた方の体験談を伺うことが出来たので、

その記事をまとめていきたいと思います!

"はじめまして。
現在医療事務として勤務しています。
前職はDTPオペレーターでした。
そのまた前職はパン職人です。
どの仕事にも共通するのが体力勝負ということです。
今思えばどの職も大好きでした。辛いことよりも楽しいことの方が鮮明に思い出されます。
体力的に厳しくなり退職することになってしまったのです。

 では順を追って楽しかったこと、苦しかったことをお話ししていきたいと思います。
まずはパン職人についてです。
このお仕事の大変さは何より朝が早いことです。

 通勤ラッシュとは無縁なので今考えればそこは素敵なところですが。
そしてそこからの拘束時間も長く12時間勤務は当たり前でした。
とは言え、まだ体力あり余る新卒の時分でしたから何とかなっていました。
無茶するのも楽しいというか、土日休みではないのでそのあたりは不貞腐れていた部分もありますが、
職場の人たちに恵まれていたので日々楽しかったです。

 新卒ですので私は正社員として働くのも初めてで、拘束時間の異常さや残業代が出ないことなど気にも留めていませんでした。ただ日々学んでいくだけです。
そもそもパン職人として現場で仕事ををするなんて思っていなかったのです。
裏方の経理職での配属でしたが、部署の都合と大人の事情で現場で働くことになりました。
なので研修中にその旨を知らされた時、聞き間違えかと思いました。
ましてやパンなんて作ったことないド素人がお客様にお出しするものを作れるのかと。
その一方でわくわくもしていました。

 仕事の醍醐味は未知の経験を積んで、そこで得た知識を自分のものにできることです。
趣味が料理と絵を描くことなのでものを作ることはとても好きです。
そして元来、楽観的なのでどうにかなるの精神で乗り越えることできました。
パン職人の先生に時たま指導いただきながら、会社負担で製菓学校にも通わせてもらいました。
日に日にパン作りが上手くなっていきました。
食パンを型から出す瞬間、アンパンの焼き目が上手くついた瞬間、バタールの成形が上手くいった瞬間、数えきれないぐらい細々とした、でも、やりがいを感じた瞬間がいくつもあります。
ただ、持病の喘息が小麦と相性が悪く日に日に悪化していき厨房に立てなくなってしまいました。
パン職人としての1年半、あっという間でした。

 それから退職をして暫く休養をしつつ、転職活動をしました。

次は事務で体を休めつつ働いてみようと決め、色んな会社を受けてみました。
世の中には本当にたくさんの仕事があるんだなと改めて思わされました。
結局、英語を活かせる事務が受かったのでその職場に決めました。
事務も未経験でどうなるか不安でしたが、また研修中に衝撃が走りました。
今オペレーターさんの人手が足りないからそっちにいってくれと告げられたのです。
使用するソフトはAdobe indesignとのことで、初めてのソフトに戸惑いながらも結局こちらの会社に8年お世話になりました。
事務仕事もあるのでが、DTPオペレーター業がほぼで、1日中無言でパソコンに向き合っていました。

 私はそれが苦にならなかったので、ただひたすら淡々と仕事をしていきました。
しかしその淡々と一人で仕事をこなせるようになるまで半年以上かかりました。
パソコンの使い方も一から教わったようなものです。
中でもindesignは複雑で8年経っても分からない機能がちらほらあります。
DTPオペレーターのほかにデザインもやらせてもらえる職場だったのでひたすらスキルアップに励みました。
今思えば会社の良いところはその場で分からないことを聞けば誰かが答えてくれるところです。
今はそれがないのでひたすらパソコンで検索してなんとか間に合わせてこれでいいのかの繰り返しです。

 それもそれで自分の力量の無さを痛感できて成長につながるので良しとします。
苦しかったことは特になく、強いて言えば給料が上がらないことと腰を痛めたことです。
職業病といいますか、長時間パソコンの前で初稿再校片手に細かい作業をうんうんやっているので腰を痛める人は多かったです。
DTPオペレーターが体力仕事だと言われる所以です。
更にそこに長時間勤務、昼夜逆転、サービス残業も加わるところも多いので敬遠されやすい職種のイメージです。

 幸い務めていた部署はどれにも当てはまらないのですが、セクハラがきっかけで泣く泣く辞めることになりました。

そして現在地元で医療事務としてパート勤務しています。
良いところは患者さんと接することで元気をもらえること、苦しいことは患者さんに対して粗相をしてしまうことです。
さらに苦しいことは向いていないこと。
地元で働くことを第一条件にしていたので、サービス業、接客業しか浮かばずそれでも何とかなると働くことになったものの、こんな向いていない職があるんだと初めて思っています。

様々な職種に就くことで、いい経験になっているということは、自分のためになっているということですね!

もし、今の職業に迷いがある方がいるのであれば、転職を考えるのも悪くないことだと思います!

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