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教員として働いていた方の体験談まとめ~転職する前に勉強しよう!~

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今回は、教員として働いていた方のお話を伺うことが出来たので、体験談をまとめていきたいと思います。

 ”かつて、中学校と高校で教員をしていたことがあります。
教員の仕事は極めて長時間労働ですし、どれだけ一生懸命授業の準備をしたとしてもそれが生徒に伝わるとは限りません。
どの仕事にも難しいところがありますが、教員という仕事も例に漏れず、なかなか大変な時があります。

 しかし、生徒との関わりは非常にすばらしいと思います。こちらが正直に接すれば生徒たちは必ず正直に答えてくれます。
例えば、確かに子供たちが忘れ物をした時、怒る事は簡単です。
しかし、子供たちは怒られれば忘れ物を隠すことを覚えます。それでは何の教育にもなりません。
その一方で、なぜ忘れ物をしたのか、次にどうすれば良いのか、ということを冷静に考えさせるようにすれば、子供たちは忘れ物を隠しません。このようなちょっとした変化がとても面白く感じられます。
また、授業に関しても一方的に子供たちに伝えようとすれば、子供たちの心には何も残りません。
しかし、例えば少しでも子供たちが好きそうなエピソードを交えたり、
授業の最初にアイスブレイクになるような話を取り入れてみたりすると、
子供たちがとても楽しそうに授業を聞くようになります。

 このように少しずつ事業に工夫を加えていくことも面白く感じました。
また、子供たちが「授業が面白い」「先生のおかげでこの科目が好きになった」
などと言ってくれると非常にやりがいを感じます。試験前に子供たちが質問に来るばかりではなく、
放課後も学校に残って一生懸命勉強していたり、わからないところを一生懸命解決しようとしていたりする姿は教員しか見ることができない貴重な姿だと思います。

 幼かった子供たちが大きくなり、高校卒業していく姿は毎年非常に感慨深いものです。
本当にどうなることやらと思っていた子供たちがあっという間に大きくなり、生徒会などを率い、
後輩たちを指導するようになります。卒業式の時、卒業証書を受け取って誇らしくステージに立つ姿は毎年とても誇りに思いました。
このように子供たちの成長を見ることが出来るのも教員という仕事の素晴らしいポイントだと思います。
そして卒業した子供たちが学校に遊びに来たり、個人的に連絡をくれたりするととても嬉しく感じます。
私が結婚した時は生徒たちが結婚式に来てくれ、とても盛り上がりました。
最初から「絶対に行きたい」と言ってくれる子もいてとてもうれしかったです。
このような人間同士の関わりが持てるのも教員ならではだと思います。

その一方で、教員は教員同士の関係が非常に難しいと思います。

 どの教員であったとしても、自分が1番子供たちに好かれたいと思っているのは間違いありません。たとえどれだけ自分に自信を持っていたり、子供たちの人気を気にしないように見せていたとしても、
子供たちにどれだけ好かれているかということを気にしない教員はいないのではないでしょうか。
実際に私が働いていた時も、子供たちからの人気は競争の的でした。
私は比較的子供たちから好かれていたようなのですが、そのため周りの先生からは「あのクラスの子供たちに好かれるなんて、いったいどのような授業をしているのか」「どのように子供たちの機嫌をとっているのか」などと嫌味ったらしく聞かれたことがあります。私自身は子供たちの機嫌をとっているつもりはありませんし、自分なりに一生懸命授業をしているに過ぎません。

 しかし、先生の中にはそれが理解できず、子供に好かれるという事は子供の機嫌をとっているのではないか、と疑う人もいました。非常に面倒です。
また、最近は習熟度別の授業が増え、同じ学年の子供たちを数人の教員で教えるというスタイルも珍しくなくなりました。
こうなると、教員同士でしっかりと話し合い、一体どのような指導をしているのか、何を教えているのか、何を教えていないのか、ということを明確にさせなければいけません。受ける試験は同じですから、差がないように授業をしなければいけないのです。しかし、その一方で、
職員室でしっかりと打ち合わせをしたいという先生もいれば、
歩きながら簡単に打ち合わせができれば良いと考える先生もいます。
私は3人の先生と一緒に授業を受け持っていたことがあるのですが、私以外の2人はとても仲が悪く、非常に厄介でした。

 そのうちの1人は歩きながら簡単に打ち合わせができれば良いと考える気さくな先生だったのですが、もう1人は職員室でしっかりと打ち合わせをしなければダメだという考え方の持ち主だったのです。

 そのため、私は間に立たされた状態になり、私が職員室で打ち合わせをしなければいけないと考える先生と打ち合わせをし、それはもう1人の先生に伝えるという状態が続きました。
このように、教員の人間関係が大きく影響してくるという事は非常に面倒だと思います。
しかし、それぞれの先生にはプライドがあり、お互い自分の授業のやり方に誇りを持っているため、
どうしても自分の考え方が合わないと人間関係が悪化する、ということもあるようです。”

 教員というのは、本当に人とのコミュニケーションで成り立っている職業なので人と人との繋がりが本当に大切で、相当な覚悟がなければ成り立たない職業なんだなあと実感しました。

 もし、この文章を教員になりたいという方が拝見されていたのであれば、教員になるというその厳しさと、覚悟をしっかりとして決めて、自分のやろうとしている職業に誇りをもって取り組んで欲しいです!