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小さな会社で嫌だった話~転職する前に勉強しよう!~

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 私は何回か転職しています。2回目の転職の時に、個人経営の小さなサロンで働いていました。そこは、女性だけでなく、男性の店員もいて男女比が半々位でした。

 多い時でも10名ほどのスタッフしかおらず、すぐ顔と名前も覚えられてコミニュケーションも取りやすく、小さいお店は私に合っているように感じました。

 働いているうちに少しずつトラブルが起きていたことに気づき始めました。仕事を覚えてきた頃に余裕が出てきて周りのことが見えてきたのです。

 年に1、2回レジから小額のお金がなくなっていることがありました。後から聞くと、私が入る前にも同じく小額のお金がなくなっていることがあったようでした。

 それもその時はレジからではなく、スタッフの財布からお金がなくなっていたのだと言うのです。スタッフのお金がなくなった時は警察の方が複数名来て指紋採取や事情聴取等を行っていきました。

 スタッフも少ないですし犯人はすぐわかるだろうと思っていましたが、スタッフが少ない故にに犯人を特定してしまうとその人が働けなくなってしまうだろう、どこにもいけなくなってしまうだろうということを考慮して警察に突き出すことをしなかったのです。

 警察の方はどうやらこの人だろうと言う目星はついていたようですが決定的な証拠はなかったようで、店長だけに目星を教えて帰っていってしまいました。小さな会社は、大きな会社ほど採用するときにハードルが高くなく、個人の事情をかなり考慮してくれるように思います。

 スタッフ同士もそういう事情を知っていたりして、トラブルが起きたとしても情があるのでなあなあになってしまいがちだとモヤモヤしました。

 私に後輩ができた頃、新しいトラブルが起きてきました。後輩ともともといたスタッフが性格が合わず、空気がとても悪くなっていったのです。後輩は仕事に真面目でプライベートと仕事はきっちり分けるタイプでした。

 不真面目だと思った事は私は1度もありませんでした。対して先輩は、どれだけ手を抜けるか、どれだけ楽に仕事ができるかということをいつも考えているようなタイプで、この2人は対照的だとすぐに気づきました。

 小さいお店なのでこの2人ともう1人でお店に入るような時間も多く、私や他の人の知らないうちにものすごく仲が悪くなっていました。困ったことにさらにもう1人と仲が悪くなってしまって、仲の悪い同じ時間にシフトを組みづらくなってしまった人が3人になってしまいました。

 しかしバラバラにすることはできないので空気は最悪のものになっていきました。お客様も見たらわかるでしょう。そういう時間の売り上げは悪かったです。

 スタッフの仲が悪くなる、トラブルが起きる等はお店でのよくない話でしたが、これは運に左右されるものだと思いました。私が最終的にこのお店を辞めた理由は、スタッフではなく社長でした。

 もともと給料がものすごく安く、それでも経験値さえ積めればいいやと思ったので、研修期間を終えて正社員になる時に社長面談で契約書を交わしました。その時の契約書が雑誌に載っていた求人票のお給料よりも若干低かったのです。

 そこで不信感を持っていたのですが、辞めることをしなかったのです。さらにボーナスが出る頃に社長から説明があり、売り上げが良くないからボーナスは出せません。しかし僕の優しさでほんの少しだけボーナスを出しましたよ、と言う話がありました。

 明細を見ると3000円が支給されていて、これがボーナスということでした。もう何とも言えない気持ちになりました。ちなみに夏も冬もこの調子です。しかし売り上げがあまり変わっていないのにボーナスが何十万と出ていた年があったりして、結局ボーナスは社長の気分次第と言うことがわかりました。

 毎月のお給料も少ないですし、2年ほど働いてもう十分かなと思い、大手の美容系の会社に転職することにしました。無事に転職先も決まり、後はやめる日が来るだけだと私は思っていました。

 あの社長のことなので絶対に難癖つけてくるだろうと思っていたので、今までの残っている有給休暇を全て調べて、ネットで有給休暇申請書の作り方を調べ、法的に有効な申請書を準備していたのです。

 止める事は半年前に言っていて、有給休暇を取る事は3ヶ月ぐらい前に報告したように私は記憶しています。ところが、止める半月ぐらい前に社長から私に電話がありました。かなり長々と威圧的に話がありましたが要するに、有給休暇を取るのをやめてギリギリまで働け、あと仕事を辞めるなんて聞いてないぞ、そういう話でした。

 このお店には有給休暇申請書やそういうスタッフの権利になりそうなものはちゃんとしておらず、説明や書類がなくみんな辞める時に行有給休暇を取れなかったのです。なのでこういう形で取ろうとしたのが私が初めてだったのです。

 録音しておけばよかったなぁと思うほど、社長の有給休暇を取るのと言う話はほぼ脅迫でした。もう私も屈する必要は無いので最後まで有給休暇は取りますよ、このお店を辞めますよという事だけ言って電話を切りました

 私は辞める時に、先程の有給休暇申請書だけでなく、他にも使えそうな書類をお店に置いていきました。他のスタッフが自分の権利を正当に使えるようにしていきました。私が止
めて1年後、その店はつぶれました。私が辞めたときの話を他のスタッフを聞いていたのです。社長に引っ張られて来ていた人もいましたが信頼がなく辞めようと思っていたそうです。

 良いところももちろんありましたが、スタッフの関係の悪化が他のスタッフの負担になりすぎるところ、社長の一存に左右されすぎるところなど悪いところも身をもって学びました。

 人数が多い大手の会社に転職できて、そういうところは全てなくなりました。小さな会社を選ぶことがある時は、慎重な判断が必要だと感じました。