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自分にいったい何が出来るか

 

これは、何気なしに就職してその後、スキルがほとんどなく転職に苦労された方の体験談です。

 

私は最初に就職した会社に1年ほど勤めた頃から転職を考えるようになりました。

 

そのきっかけは最初の部署で仕事を覚え、ようやく楽しく仕事ができるようになった矢先に、急に他の部署への異動が決まったからです。

 

そのようなことは前例がなく、私が初めてのようでした。
他の同僚は引き続き、同じ部署で働いていましたが、私だけ一から仕事を覚え、人間関係も全て変わりました。

 

最初は理不尽な会社だと思い、転職したいと思っていたのですが、そう考えていたのは私だけではなかったようです。

 

異動先の部署では先輩方も以前から転職を考えていたらしく、休憩時間はその話ばかりをしていました。

 

しかし、現実に行動に移すことはなく、ただ会社の愚痴ばかりを話すような日々が続きました。

 

前の部署では転職の話は全くなかったので、その点も転職をしたいと思う理由になっていきました。

 

それでも忙しい時は辞めたいという気持ちを考える暇もなく過ぎていきました。

 

ですが、4年目を迎えようとしていた頃、突然、先輩方が会社を辞めると言い出しました。

 

1人ならまだしも、二人も同時に辞めるとなると、その後のツケが私の方に全部回ってきてしまいます。

 

2人、新しい人を採用したとしても、その人たちに仕事を教えるのは私ですし、今まで以上に仕事をしていかなければいけないのは目に見えていました。

 

先輩方の決意は固いようでした。

 

その為、私は何も言うことができませんでした。

 

私も前から辞めたいと思っていたので、先輩方を止めることはできませんでした。

 

しかし、私は先輩方が抜けた後の仕事を全て引き受けて、一人で頑張っていく勇気もありませんでした。

 

その為、私も少し時期をずらして会社を辞めることにしました。
ですが、ある意味、先輩方の影響で、勢いで会社を辞めることになったので、次のこ
とは全く決めていませんでした。

 

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自分にはやりたいことがない

 

その頃はかなり仕事が忙しく転職活動もできないような状態でした。

幸い、退職金と賞与を貰って辞めることになったので、しばらくはそれで何とかしようと思いました。

 

結局、会社を退職した後はしばらくその先の進路を決めることができませんでした。

 

そのため、アルバイト生活が約2年も続いてしまいました。

 

転職のタイミングは人それぞれですが、私のように転職したいと思って、自分の意志で辞めるタイミングを決めずに、周りに流されて退職してしまうと、その後が大変だと思いました。

 

それでも転職はずっと考えていたので、急に会社を辞めることになる前に、自分なりに次のことを真剣に考えていたら、もっと状況は変わっていたかもしれないと思いました。

 

私は学生時代、友人たちのようにやりたい仕事がなく、探しても見つからない状態でした。

 

その為、最初の会社は何となく就職してしまったことも、転職したいという気持ちに繋がってしまったのかもしれません。

 

もし、異動がなければあのまま同じ会社に居たかもしれません。

 

入社当時、私はもしかしたら10年後も私はこの会社にいるかもしれないと思っていました。

 

それは何も無ければの話で、結局は異動や先輩方の退職などがあったことで、転職を考えるようになりました。

 

会社員であるならば

 

会社員は自分の思うようにはいかないことも多々あります。
次の仕事が決まったのは約2年後でしたが、そこの会社でも転勤がありました。

 

しかし、同じ会社でも転勤ばかりしている人と、まったく無い人がいます。
私の場合は転勤が多い部類に入るようです。

 

自分では最初の職場の仕事や環境が気に入り、そこでずっと仕事をしていきたいと思って入社します。

 

ですが、私の思いは叶わずに、途中で転勤や異動になってしまいます。

 

同じ会社にずっといようとすると、働く場所だけではなく、職種も変えなければいけないと気があります。

 

私はその両方を経験しているので、そこでこのまま同じ会社に留まるか、それとも転職をするかの選択を迫られます。

 

私は転勤や異動が可能な場合もありますが、やはり新しい部署では居心地が悪く、結局、それが理由で退職してしまう場合が多いように思います。

 

社員を長く勤めさせるためには、無理な異動や転勤を止め、本人の意思を重視したほうが、会社側は退職者を増やさないで済むのではないかと思いました。

 

違う職種に転職をすると、ほとんどの場合、前職よりも条件が悪くなってしまいます。

 

転職前にスキルアップなどを行い、条件を挙げても再就職できるような努力が必要だと感じています。

 

 

スキルを身に着けることが転職の最大の強み

 

私の場合、最初の転職は成功しましたが、その後の転職は条件という意味では失敗の連続でした。

 

なので、転職をする、しないに限らず、常にスキルアップをしていくことが必要だと感じています。

 

年功序列や終身雇用体制が完全に崩れてしまっている現代では、やはり個人のスキルが重要になってくると思います。

 

どのような働き方をしていても、自分の得意分野や強みを見極め、さらにその精度を高めていく努力が必要だと思っています。

 

現代は一昔前よりも、1つの会社にしがみつかなくても良い時代になりました。

 

なので、できるだけ自分のやりたい仕事に就くために、転職をするのも一つの方法だと思います。

 

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