スポンサーリンク

スーパーの店員に聞いた闇が深すぎた、、、

スポンサーリンク
いのしし
いのしし

これは、スーパーで正社員として働き、日々の笑顔が失われて行きながらも転職を決意して本来の笑顔を取り戻すことが出来た方の体験談です。

スポンサーリンク

始まりからブラック

結論からは言えば、私は転職して正解でした。


もしあの時転職しなければ、おそらく今のように笑っていることもなかったかと思います。


私の前職はスーパーの社員で、新卒からずっとお世話になっていました。


全国展開していると割と大手の企業でしたが、歴史があるゆえの慣例があまりにも多くありました。


サービス業というものがすべてそうだとは言いませんが、ブラック企業の温床になりやすいものです。


店舗勤務初日にまず教わるのが、勤務時間内にタイムカードをきりそこなったときにごまかす方法でした。


退店時間をどのぐらいにきれば本部に怪しまれずにサービス残業ができるか、などというものが当然のように教えられるのです。


休日のはずのマネージャーが作業服でバックヤードや事務所でパソコンを広げているのは当然の光景でした。


本部から連絡もなくふらりとやってきた上席は、休みであろうとも携帯でマネージャーを店舗に呼びつけて説教をすることもたびたびあります。


あんまりな光景に、衝撃が隠しきれませんでした。


けれどもパートさんたちは「社員だから仕方ない。当然だ」といい、マネージャーも「役職が付いたなら仕方がないことだ」と受け入れていました。

いのしし
いのしし

これがスーパーの闇か、、想像より深そうだ。

ノルマという名の自主還元


また、季節ごとの販売ノルマも非常に大変で、

 

母の日ギフトを青果部が。

ボジョレーヌーボーを加工食品部が。

クリスマスのチキンを精肉部が。

クリスマスのケーキを生鮮食品部が。

と社員は年中ノルマを課せられていました。


自分の所属する部門にのみならず、社員と呼ばれる人は1人で5人前ぐらい自腹を切って予約するのは当然で、下手をすれば事後承諾でお金のみ請求されました。


結局1人では当然処理できずに食堂に「ご自由にお取りください」とホールのケーキやワインを放置するのが常識でした。


始発で間に合わないのなら、自腹でホテルを取って前のりをするのが当たり前。


季節商品のノルマが届かないのなら、自分に不要なほどの高い保険に入って保険屋さんに商品の予約をしてもらうように頼むのも仕事。


お給料の何割かは、仕事をするために「自主的に」お店に還元するシステムが出来上がっていたのです。


そんな日々に、疲れ果ててしまいました。


正直、その時は転職は脳裏をに浮かびましたが、実行する気力がありませんでした。


何よりも新卒で入ったために、この会社の常識が、社会の常識なのかもしれないと思い込んでいました。

いのしし
いのしし

完全に会社に洗脳されていっていますね。これがブラック企業のやり方なんです。

失われていく日々


みんな、同じようにこんな思いをして働いているのに、自分が逃げ出したら、周囲の人々にあきれた目をされるかもしれない、というのが怖かったのです。


いつの日か、接客の笑顔はできても、声をあげて笑うことを忘れていました


頭はうまく回らなくても、体が動くなら働けます。商品を陳列して、パートさんのフォローをすることはできます。


だから黙々と、目の前にある仕事を処理し続けているだけ日々の中で、当時の店舗の店長に呼び出されました。


その時の私は「早く作業場に戻らないと、パートさんが帰って誰もいなくなる」という焦りしかありませんでした。


店長と色々会話をしたのですが、いまいちよく覚えていません。


ただ一言「従業員の代わりはいくらでもいるけれど、人間としての君の代わりはどこにもいないことだけは、忘れないでほしい」と、そう言ってもらえたことが、ひどく衝撃的でした。


その場で思わず泣きだした私に、転職いう道もあることを丁寧に話してくれた店長は、父親と同じぐらいの年齢でした。


正直「大丈夫か?」と聞かれて「体は動きます」としか答えなかった当時の私は、はたから見て相当危なっかしかったのでしょう。


「パートさんの中に転職経験者がいるから、彼から話を聞くといいよ。結構な人が経験していることだから、特別なことじゃないよ」とそっと背中を押してくれました。


有給を全て消費して退職する、なんて夢物語と言われていた職場で、店長は有休を使わせてくれ、自ら店頭に立ってほかの売り場のフォローに走り回ってくれていました。

いのしし
いのしし

最悪な業務形態の中で、唯一の救いが店長が気を使ってくれる優しい人だったんですね。本当に良かった、、、

ブラックという監獄からの脱出

 

その時初めて、職場は人の集まりだけれど、苦しい職場の中でも力になってくれようとしてくれる人がいるのだと気が付きました。


本当に、やっとでした。


周りにいる人の気遣いも優しさも、何も感じられなくなっていたことに愕然としたことが忘れられません。


だからこそ、その優しさに感謝して、転職を決意しました。


転職活動は幸運なことに、地域の就労支援事業に参加することができました。


数週間マナー講座を無償で受けることができたため、大変に助けられました。


いただけた有給の時間にたっぷりと休み、速やかに次の仕事をにつけたのです。


就職先が決まった報告をしに行くと、就労支援に関わってくれていた受付のお姉さんに言われました。


「それが、あなたの本当の笑顔なのね」と。


お姉さんが関わってくれた数週間の間に、私は人を話して声をあげて笑えるようになっていました。


自分では自覚がなかったのですが、出会った当初は物静かで根暗だと思われていたそうで、日に日にリミッターが外れるように明るくなる姿はいっそ面白かったと告げられたほどです。


今の職場の方がお給料も下がりました。前職の経験が生かせるような職場ではなく、古い会社のため多くのことがアナログで大変なことも多々あります。


ただ、声を上げて笑えるようになれたこと。


そして、周りの優しさに気が付いて感謝できるようになれたこと。
それだけで私は、転職をして本当に良かったと思います。

いのしし
いのしし

転職は別に逃げることじゃないんです!ブラックな世界から脱出するための勇気ある行動でもあるのです!