これはネットワークサーバーの管理者からプログラマーに転職し、事務職に転職された方の体験談です。
私は転職をする前、ネットワークサーバーの管理運営をする仕事に就いていました。仕事内容はネットワークの監視及びサーバーの修理です。
この仕事はサーバー付近で仕事をするため、夏場はサーバーを冷却するため冷房が入った部屋で仕事をしますが冬場も同じ様に冷房が入った部屋で仕事をします。
部屋全体が寒い中仕事をするわけですから冷え性になりますし、何よりも夏場だとものすごく寒い部屋から暑い部屋に移動する際、温度差で体調を崩すことがありましたので転職をしたわけです。
転職先は1回目はプログラマーに転職しました。
プログラマーに転職した際、前のサーバー管理の仕事と比べるとよかった点は、寒くないことです。
同じ室内で仕事をしますがプログマーは夏場は冷房、冬場は暖房で普通の家庭と同じ様な環境で仕事をするので、年中冷房の掛かっている部屋で仕事をしないでいい分体に掛かる負担は軽かったです。
この体に掛かる負担が少ないと言うのが最大のメリットでした。ただ、デメリットとしては、家に帰る次官は前の仕事の方がはるかに速かったですし、規則的な時間で帰ることができました。
プログラマーは不規則な時間に家に帰るので何時、会社から家に帰ることができるんだろうと精神的には疲弊しました。
プログラマーに転職した際、最初はらくだと思っていましたが、精神面は楽ではなくむしろ苦でした。
何時終わるか分らない仕事、延々と続く似たような作業の繰り返しです。
サーバーを管理していたときも同じ様な業務なんですが業務の量で言えばプログラマーの方が多いです。
サーバーの場合、たまにアクシデントみたいな物がおき、サーバーがダウンしたり、ウィルスが入りサーバーに負荷がかかったりするためそのつど皆で原因究明をするのですが、プログラマーになったときはそれらをすべて一人で行うわけですから精神的には辛かったです。
誰も助けてくれないわけですから以前の職場の方がましだったと考えます。
それが嫌になり次の仕事を探して転職したのが2回目の転職です。2回目は事務員の仕事に就くことができまして事務員の仕事が最後の転職先です。
事務員の仕事は定時で仕事が終わるためメリットとしては自分の仕事さえこなせば仕事が終わり、定時で帰ることができます。
また、私の場合、修理関係の仕事をしていましたので、その技能を変われ修理の仕事も含めた事務員の仕事をしているため、普通の人よりも少しだけお給料がいいのです。
ただし、会社が休みの日に会社のパソコンの修理やメンテナンスの仕事を一人で引き受けますので日曜日に出勤する事がありますが、それでも半日も掛からずに仕事を負えることができる上、休日手当もつきますので特に問題は無いです。
仕事の内容を覚えるのに最初苦労するだけで取引先とかを覚えてしまえば後はそれほど難しいとされる問題に直面したことは無いです。
事務員の仕事のメリットですが、一つは定時で仕事が終わるので自由に使える時間が増えました。
これは大きなことでサーバー管理者のときよりも自由に使える時間が増え、プログラマーだったときと比べると、プログラマーのときは自由時間はゼロですので時間を自分のことに使えると言うのはかなりメリットがあります。
遊びに行ってもよいですし、呑みに行ってもよいわけですからね。デメリットとしては、お給料はサーバー管理の仕事をしていた時よりかは安くなりますが、プログラマーをしていた時と比べた場合似たようなものですので、プログラマーだった時の場合だと、現在の仕事の方が仕事量が少ない割にはお給料がよいと言うことになります。
プログラマーですと自宅に帰ることができるのが終電に近い時間帯だということもありますからね。
他には、ある程度コミュニケーションを取る必要がありますがこれに関しては、サーバー管理の仕事をしていた時と比べるとそれほどコミュニケーションを取る必要は無いです。
サーバー管理だと、ウィルスとかエラーが発生した際、原因究明のため皆で協力する必要があり、コミュニケーションを取れないと仕事になりませんのでそれと比較した際、必要最低限のコミュニケーションだけで十分です。
サーバー管理だと、ほんの些細なことが原因究明のきっかけになることも多いため、そのことと比べると、コミュニケーションをさほど取る必要が無い事務員の仕事は多少、コミュニケーションを取るだけでよいので気は楽です。
以上が、私が転職をした際の良かった点と悪かった点ですが、私の場合2回転職をして2回目でよい転職先にめぐり合えて現在仕事をしていますが、最初はある程度転職について失敗をしたなと思っています。下調べが不十分だったことと、何でも良いので違う場所に行きたいと思ったのが駄目だったんだと思います。
2回目はその点を踏まえて下調べをして転職をしましたので、転職をする際、予め下調べは入念にしてから転職をすることが重要です。