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■私が転職したことによるメリットについて

 私は、これまで転職を人よりも倍程度してきました。最初に私が転職をして良かったについて

1、対人関係や仕事から解放されたこと。

 まず転職の一番のメリットとしましては、対人関係や仕事から解放されることにより、壮絶な対人トラブルや、仕事での溜まっていた失敗から解放されたと言うことです。

 私の学生時代の考え方は非常に甘く、とにかく世間でブラック企業や何やら騒がれているけれども、それは、アルバイトの話しであって、正社員では扱いが全く異なり、そもそも仕事を失敗しても首なんてならず、年功序列で定年まで会社の正社員であれば働けるものであると考えておりました。

 しかし、その考え方は全く通用しなかったのです。私は、正社員として、一番最初に就職した企業はお世辞で良いとも言えないような待遇の厳しい会社で有ると入ってから気づきました。最初の一年目は、勉強期間であるのか、それほど失敗しても怒られずに「勉強だから」と笑って許してくれるような形でした。

 しかし、危機感が現れ始めたのは、二年目になる頃でした。そこから、会社内の作業でミスをすれば罵倒と罵声を浴びせられるようになり、ほぼ毎日立て続けに言われるようになり、その影響ですごく怖がってしまい、言われる度に更にミスをするようにスパイラルに陥ってしまいました。

 これがかなり致命傷で、少しづつ自分が追い込まれて行っているなと言うものが手に取るように分かりました。ここかで私は、二年目に突入した際には、難聴や対人恐怖症等様々な精神疾患を抱えるようになり、まともに勤務できる状態ではなくなっておりました。

 ここで分かったのですが、みんなこうやって追い込まれて辞めさされていくんだと痛感しました。この状態を払拭するのには、もう転職しか手段は残されていないと思い当時辞めようと思った年齢は24歳でもあったことから、辞職して新たに第二新卒として就職活動に励むことにしました。

 会社を辞めると切り出した際には、すべてから解放された気分になりました。生産部長との話し合いの中で遺留するように留められましたが、もうそれどころではない状態であることが会社側も状態を察知してくれるに至り、辞職した当日は、本当に解放されて自由になれたと言う形でした。

 嫌なしがらみから全て解放されてリセットされたと強く思い、次へのステップへ歩み出せる勇気を実際に辞職してから痛感しました。

 嫌だった対人関係や先輩からの暴力まがいな行為やパワハラから解放され、仕事についても無理難題な何が分からないのかが分からないと言う状況を脱することができて本当に爽快でした。

2、転職に際して有利となる転職を考えることができたこと。

 次に転職するにあたり、私は、脆弱な中小企業でない企業を選択したいと考えておりました。しかし、学歴も大した学歴ではなく、Fラン大学に近い大学でありましたので、当然ホワイト企業に行ける訳でもなく、このまま、ハローワークで同じような企業に入るとまた、負のスパイラルに陥ってしまい、辞職させられる方向に追いやられてしまうのではないかと思いました。

 私は、ここで、考えても始まらない場合、とにかく、行動してみようと思い、大型書店へ向かいました。百貨店の中にある本屋さんであれば、なにかヒントをもらえるかもしれないと思い、いきなりハローワークに飛び込むのではなくて、書店にて何かしら優良な企業へ入社できる術を知ろうと思いました。

 そこで、書店の就職や転職コーナーのブースでウロウロしておりますと、「公務員」の文字が私の目に飛び込んできたのです。今更私の実力で公務員なんてなれるものであろうか?と思い、公務員試験関係の本を見ておりますと、様々な知識が私を唸らせました。

 実は社会人試験等も存在しており、かなり高い年齢幅で設定されておりましたので、受験に際して、今からでも間に合うと安堵したのです。ところが、私は、現在無職の状態でお世辞にも、収入があるとは言えない状況でありました。

 そこで、私は、難易度を下げて受験できる試験を探しておりました所、特別職国家公務員や警察官や、刑務官が目に飛び込んできて、この辺りが最低のボーダーであると認識しました。中でも特別職国家公務員が一番難易度の低い試験であり、任期制自衛官の中卒程度の試験でありました。確実に合格して内定を頂く必要がありましたので、中卒程度の公務員試験となる、任期制自衛官の試験を受験することとなりました。

 受験時期までの間は数ヵ月程時間がありましたので、最初に一目惚れした戦闘訓練をしている自衛官の表紙が過去問である問題集を購入し、徹底的に問題をといて何周も仕上げました。その結果試験当日は緊張せずに望めて満足のゆく結果を出すことができ、結果は合格で内定を勝ち取ることができました。

 ここから、安定した福利厚生の元で努力して報われることを知った私は、昇任試験を段階を経て受験し、今では幹部自衛官として、転勤こそ多いものの安定した収入と、確実なボーナス支給と、年一回の昇給制度の中で高額な退職金を夢見て生活を送っております。民間での壮絶な経験が今に生きていると痛感しております。

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